転籍先はない!【2019年4~6月】
部門の買収の件は、少し前に本国で決まっていた。
「雇用は確保する」というメッセージが出ていたので
日本国内の対応も、買収先への転籍かと漠然と高をくくっていた。
しかしゴールデンウィーク前
「製品の譲渡のみ、社員の転籍は無し。該当者には早期退職プログラムを。」
という発表。
モヤっとした気分のまま、連休突入
連休明けには、製品譲渡の仕事と病欠中の上司の仕事が重なる。
実務に追われながら、5月中に決断を迫られることとなる。
組合を通じて交渉を迫る人たちもいたが
あまり実効性を感じず、年齢的には絶妙な割増率の退職金に目がくらみ
6月末で20年以上勤めた会社を退職することとなる。
47歳で製薬会社を早期退職しました
私が所属していた部署が、他社に買収される。
外資系の製薬会社では、よくあること。
数年前から私が属していたカテゴリーが、開発をストップするということで
ある程度予測していた結果だった。
20年以上勤めた会社だったが、定期的に行われる組織改革・・・
という名のリストラ
まあ何とかなるだろうと思い、早期退職プログラムに応募
コロナが重なり、合法的にステイホームできたのは良かったですが
再就職に2年かかった、というお話。